学ぶ楽しさを知る
『勉強=苦手・嫌い』
このような認識はありませんか?
仕方ない認識と私は思っています。
なぜなら、学校教育でそう意識付けられたからと私は考えています。(語弊がないように、教師が悪いという訳ではなく、日本全体の教育システムそのものが、『勉強=苦手』という認識にさせてしまっているという事です)
本来、『勉強=楽しい!』はずなのになぜ、『勉強=苦手・嫌い』となってしまっているのか、紐解いてみましょう。
この内容を通じて、楽しい時間をドンドン増やしてもらえることを願っています。
■『勉強=苦手・嫌い』となってしまう原因
『勉強=苦手・嫌い』となる原因は2つあると考えています。
・学ぶ目的を誰からも教わらず、半強制的に学びをスタートしてしまうこと
・人の習性である『反復すると身につく(刷り込み)』
「刷り込み」という言葉だけを聞くとあまり良い印象にはなりませんが、刷り込みも使い方によってプラスにする事もでき、マイナスにする事も出来ます。
「包丁」とおなじです。
包丁は、料理で使用する事も出来るが、人に危害を与える事も出来る。
要は、「刷り込み」は道具の一つと言うことです。
■学ぶ目的を誰からも教わらず、半強制的に学びをスタートしてしまうこととは!?
学ぶ目的を理解せず、学びに入ってしまうと、人の認識として、
「何のために学ぶんだろう??学んで意味あるのかな??」
となってしまい、結果として、意味のない時間ばかりを費やすことになります。
逆に、学ぶ目的を理解して、学んでいたらどうか。
例えば、算数の足し算引き算は、
「おやつを買うときに、お金が必要で、お父さん、お母さんからもらったお駄賃で、自分の好きなおやつがどれだけ買えるかを計算するために必要だ。」
と認識できれば、足し算引き算を学ぶことは、“必要”だと認識し、学ぶことができると考えています。
人の習性の一つですが、
人は、必要と思った時に行動に移す
という習性があります。
その習性を引き出すことができる事が、
『日常』x『学び』
という認識を付ける目的意識ではないかと考えています。
■人の習性『反復すると身につく』とは!?
人は、同じことを繰り返すことで、物事を覚え、身に着けていきます。
例えば、初めて自転車に乗った時のことを思い出してください。
自転車を練習もせずに、一発で乗れた人は、ほぼほぼいないと思います。(まれにいますがw)
何回も、こけたり、ふらついたりすることで、できるようになり、いつの間にか、両手放し運転ができるようになり、ドヤ顔も習得します。
自転車の例は、プラスなイメージですが、マイナスな事にも活用されます。
それが、勉強というものです。
勉強により起こっているサイクルは、
1.目的をわかっていない状態で勉強する
2.勉強がつまらない感情が出てくる
3.宿題が出てくる
4.めんどくさい、なんでやらないといけないのかと思う
5.翌日、同じように勉強をする
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と悪循環が起こっていることが事実です。
これが、『勉強=苦手・嫌い』となってしまう原因です。
■学びの最高のサイクル
最高のサイクルは、下記の状況だと考えています。
1.学ぶ目的を理解
2.何が自分に必要かを理解し、自身で学ぶことを選択
3.学んでいることを探求していく
4.学んだことを他の人に伝える(=理解している状態)
この状態を目指していきましょう!!
■学ぶ目的を見つけ出す方法
『日常』といかにリンクできるかを意識しましょう!!
日常を意識することで、必要という認識が強くなります。
必要という認識が多くなればなるほど、反復することができるので、身につくものも多くなります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか?

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